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クリシュナムルティの智慧 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-02-19

クリシュナムルティの神秘体験

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 私が正気に戻りはじめると、ついにウォーリントン氏が、家の近くにある胡椒の木の下に行くよう進めました。私は瞑想の姿勢で足を組んでそこに坐りました。そのようにしてしばらく坐っていると、私自身が身体から離れるのを感じ、私の上にあるその木の繊維で柔らかな葉とともに坐っている自分が見えました。私は東の方を向いていました。ロード・ブッダ波動が感じられました。ロード・マイトレーヤーとマスター・クートフーミが見えました。とても幸福で、静かで、平和でした。私にはまだ自分の身体が見え、その近くを漂っていました。大気中にも私自身の内にも非常に深い静けさがあり、それは底知れない湖の底にある静けさでした。その湖のように心と感情をもった私の身体は表面はかき乱されうるとしても、何も、そう何ものも、私の魂の静けさを妨げることはできないということを感じました。偉大な方たちはしばらくのあいだ私とともにあり、やがて去って行かれました。私はこのうえなく幸福でした。というのも私は見たからです。すべてのものが以前と同じではあり得ません。私は生の源泉の、透明でけがれのない水を飲み、渇きは癒されたのです。二度と再び、私が渇くことはあり得ないでしょう。私は〈光〉を見たのです。私は、あらゆる悲しみと苦しみを癒す慈悲に触れたのです。私自身のためにではなく、世界のために。私は山頂に立ち、偉大な〈存在〉を見つめました。二度と私が暗闇に落ちこむことはあり得ません。私は、輝かしく癒しの力をもった〈光〉を見たのです。〈真理〉の泉が私に開顕されたのです。そして暗闇は消滅したのです。愛がその最高の輝きで私の心を酔わせました。私の心はもう閉じることはないでしょう。私は〈歓び〉の泉、永劫の〈美〉の泉の水を飲んだのです。私は神に陶酔しました。(※クリシュナムルティ本人による報告書/1922年8月)


【『クリシュナムルティ・目覚めの時代』メアリー・ルティエンス/高橋重敏訳(めるくまーる、1988年)】


クリシュナムルティ・目覚めの時代 クリシュナムルティの生と死