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クリシュナムルティの智慧 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-09-29

寛容と非寛容の相対的な関係

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シュアレス●ただし教会は、現在、やや好戦的ではなくなったと思いませんか? 偉大な宗教の頭首たちは、祭式の中身よりも人類の同胞的連帯の方が重要だ、と宣言したのではないでしょうか?


クリシュナムルティ●同胞愛が祭式より重要になったとすれば、それは当の司祭たちにとっても祭式がその意味を失ったからです。しかし、かれらの四海同胞主義(ユニバーサリズム)はたんなる相互的寛容であり、ある条件下での相互的な我慢にすぎないのです。寛容というものはすべて、非暴力が暴力の背景を必要とするように、不寛容という背景を必要とするのです。

 実のところ、今日では、人間と彼を超越したものとの間の真の霊的交わり(communin)としての宗教は、人事のなかでまったくなんの居場所も持ち合わせていないのです。それどころか、宗教団体は政治と経済の道具になり下がったのです。


【『私は何も信じない クリシュナムルティ対談集』J.クリシュナムルティ/大野純一訳(コスモスライブラリー、2000年)】


私は何も信じない―クリシュナムルティ対談集