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クリシュナムルティの智慧 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-10-21

我々自身が暴力の一部である

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問●「たとえば、解放されている殺人鬼がいて、私の中にその殺人行為をやめさせるために彼を殺そうという力があったならば、どうしたらよいでしょうか?」


K●では、すべての先入観、統治者、暴君を殺しましょう。そして隣人も、あなた自身も!(笑) いえいえ、笑いごとではありません。わたしたちは、その暴力の一部分なのです。わたしたちは、自分たちの暴力で現在の社会に貢献してきたのです。だがわたしたちはそのことにはっきりと気づいていません。わたしたちは少数の人びとを殺したり体制を押しのけたりすることによって、全問題を解決しているのだと思い込んでいます。いままでの物理的革命(フランス革命共産革命など)は、すべてそのようにしてその官僚政治や暴君制を終わらせてきました。

 みなさん、いままでと違う生き方をするとは、他人の為にではなく、自分自身の為にそれをやるということです。なぜならば、“他人”とは自分自身であり、自分自身だけが存在するのであって、“われわれ”も“彼ら”も存在しないからです。このことを理論的、知的にではなく、実際に全身で気づいたならば、今までとは完全に異なる結果を持つ総合行為と、体制をつくり変える必要のない新しい社会構造があり得ることがわかるでしょう。


【『英知の探求 人生問題の根源的知覚』J・クリシュナムーティー/勝又俊明訳(たま出版、1980年)】


英知の探求 人生問題の根源的知覚