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クリシュナムルティの智慧 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-11-30

恐怖の原因は比較にある

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 恐怖のひとつの原因は比較でしょうか。つまり自分をだれかと比べるということですか。

 そのとおりです。ではあなたは、自分をだれとも比較しないで生きることはできるでしょうか。私の言っていることがおわかりですか。


【『恐怖なしに生きる』J・クリシュナムルティ有為〈うい〉エンジェル訳(平河出版社、1997年)】


恐怖なしに生きる

2011-11-29

教師を神格化するな

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クリシュナムルティ●私は、自分の思想と他の人々のそれとをひたすら分かちあうようにしています。その観点では、キリスト仏陀やその他いかなる偉大な教師でも、喜んで受け入れます。私はただ、かれらのまわりに宗派が作り上げられて、教師の言葉や思想よりも教師その人のほうが重要になってしまう、そういうあり方に反対なだけです。


【『私は何も信じない クリシュナムルティ対談集』J.クリシュナムルティ/大野純一訳(コスモスライブラリー、2000年)】


私は何も信じない―クリシュナムルティ対談集

2011-11-28

瞑想とはそよ風のようなもの

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 あなたが

 瞑想をしようとこころみるなら

 それは瞑想ではなくなってしまうでしょう

 あなたが善良であろうとするなら

 善はけっして花ひらくことはないでしょう

 あなたが謙虚さを身につけようとするなら

 それはなくなってしまうでしょう

 瞑想とは

 窓をあけておくと自然に流れこんでくる

 そよ風のようなものです

 しかし

 わざと窓をあけて待っていたり

 それを故意に招き入れようとするなら

 けっして姿をあらわさないでしょう


【『瞑想』J・クリシュナムルティ/中川吉晴訳(UNIO、1995年)】


瞑想

2011-11-27

精神は記録者、記憶収集者

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 精神は記録者、記憶収集者であり、そして記憶が問いかけによってよみがえらされているかぎり、思考過程が続かざるをえません。が、もし各々の思考が観察され、探られ、充分に吟味され、完全に理解されるなら、そのとき皆さんは記憶が萎みはじめることを見い出すでしょう。ただし、いま話しているのは心理的記憶のことであって、事実的記憶のことではありません。


【『自由とは何か』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1994年)】


自由とは何か

2011-11-26

言葉や知性で理解することは無意味である

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 二人の人間の間で、男女の間で、神と地球の間で、「あるべきもの」と「あるがまま」との間で、分裂があるところにはどこでも葛藤があるのです。はたしてX氏は、言葉や知性で理解する――無意味なことですが――だけでなく、彼の心、彼の存在、彼の活力、エネルギー、情熱でもって、このすべてを理解しているでしょうか。


【『ザーネンのクリシュナムルティ』J・クリシュナムルティ/ギーブル恭子訳(平河出版社、1994年)】


ザーネンのクリシュナムルティ

2011-11-25

私たちは私たち以外の人間なのだ

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 ですから、もしたんなる知的なものとして、ないし言葉の上だけではなく、実際に、私たちは私たち以外の人間なのだということを実感すれば、責任は重大かつ広範なものとなります。


【『人類の未来 クリシュナムルティVSデビッド・ボーム対話集』渡部充訳(JCA出版、1993年)】

2011-11-24

想像から離れる

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 そのなかに平和があり、そして私たちがあてにできる状態をあらかじめ思い描くことは愚劣だと私は思います。自分が知らない状態を私たちが思い描くことなく、ひたすら自分自身を理解するときにのみ、平和と静謐がありうるのです。平和の状態はあるかもしれませんが、しかしたんにそれについて思い描くことは無意味です。


【『瞑想と自然』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1993年)】


瞑想と自然

2011-11-23

樹は静まり、隠れ、夜の眠りに入る

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 夕刻に向けて、西空が沈みゆく日の光を受ける頃、その樹はしだいにくすみはじめ、暗くなり、それ自体の中に閉じこもってしまう。空は赤、黄、緑と変わるが、樹は静まり、隠れ、夜の眠りに入る。


【『最後の日記』J・クリシュナムルティ/高橋重敏訳(平河出版社、1992年)】


最後の日記

2011-11-22

何かに【なりたく】なったとたんに、もはや自由ではない

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 私たちのほとんどは、安心したいのではないですか。なんてすばらしい人たちだ、なんて美しく見えるんだ、なんととてつもない智慧があるんだろう、と言われたいのではないですか。そうでなければ、名前の後に肩書きをつけたりしないでしょう。そのようなものはすべて、私たちに自信や自尊心を与えてくれます。私たちはみんな有名人になりたいのです。そして、何かに【なりたく】なったとたんに、もはや自由ではないのです。


【『子供たちとの対話 考えてごらん』J・クリシュナムルティ/藤仲孝司〈ふじなか・たかし〉訳(平河出版社、1992年)】


子供たちとの対話―考えてごらん (mind books)

2011-11-21

どのような判断もなく観察する

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 それでは、どのような判断もなく、木に気づき、観察できるでしょうか。また、どのような判断もなく、反応や反発を観察できるでしょうか。このように、私たちは木を見、同時に自分自身を見ることによって、分離の原則――〈私〉と〈私でないもの〉の原則――を根絶するのです。


【『自己の変容 クリシュナムルティ対話録クリシュナムルティ松本恵一訳(めるくまーる、1992年)】


自己の変容 新装版

2011-11-20

感傷は冷酷になる

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質問者●感傷には、なぜか自己欺瞞的な要素があります。


クリシュナムルティ●ええ、その通りです。感傷は冷酷になります。感傷は、有効だが残忍になりうるのです。


【『学びと英知の始まり』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1991年)】


学びと英知の始まり

2011-11-19

腐敗した社会での立派な地位

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 おそらく教育者が直面しなければならない最大の困難は、より広く深い教育に父兄が無関心なことだろう。父兄のほとんどは腐敗した社会での立派な地位を児童に確保させる表面的知識を養わせることにしか関心がない。だから教育者は正しいしかたで教育する必要があるだけでなく、学校で行なわれるかもしれないどんな良いことも、父兄が台なしにしないように気を配らなければならない。


【『未来の生』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1989年)】


未来の生

2011-11-18

教育への疑問

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 全世界が教育の基盤に疑問を投げかけている。われわれには教育がこれまで何のために使われてきたかわかっている。ロシアであれ、中国であれ、アメリカであれ、ヨーロッパであれ、あるいはこの国であれ、世界中の人間は、所属する社会や文化に順応・適合し、社会・経済活動の流れに従い、何千年もの間流れ続けてきた巨大な流れに引き込まれるよう教育されている。それが教育だろうか、それとも教育というのは、何かそれとまったく別のものだろうか?


【『英知の教育』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1988年)】


英知の教育

2011-11-17

思考は頭脳の部分的な活動にすぎない

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 まず最初に、私たちの頭脳は充分に完全に働いてはいません。自分たちの頭脳のほんの一部を使っているだけにすぎません。その一部が思考の活動なのです。一部分だけなのですから、思考は不完全です。頭脳は、それもまた限定があり部分的でもある私たちの感覚に依存しながら、非常に狭い領域内で機能しています。感覚全体が、自由でないし目覚めてもいません。


【『クリシュナムルティ・開いた扉』メアリー・ルティエンス/高橋重敏訳(めるくまーる、1990年)】


クリシュナムルティ・開いた扉 クリシュナムルティの生と死

2011-11-16

害悪の克服

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 私はどんな害悪も、残酷さ、呵責、奴隷化などで駆逐することはできないと思います。害悪は害悪の結果でない何かによってのみ克服できるのです。


【『クリシュナムルティ・実践の時代』メアリー・ルティエンス/高橋重敏訳(めるくまーる、1988年)】


クリシュナムルティの生と死

2011-11-15

〈真理〉を獲得する唯一の方法

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〈真理〉を獲得する唯一の方法は、媒介者なしに、〈真理〉そのものの信徒となることです。


【『クリシュナムルティ・目覚めの時代』メアリー・ルティエンス/高橋重敏訳(めるくまーる、1988年)】


クリシュナムルティ・目覚めの時代 クリシュナムルティの生と死

2011-11-14

過去のイメージ

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K──それはこういうことです。私はあなたに、自分の諸々の記憶をもって出会うのですが、しかしその間あなたの方が変わってしまっていたかもしれないのです。ですから私は、けっしてあなたに出会わないのです。私は、過去をもってあなたに出会うのです。


【『生の全体性』J・クリシュナムルティ、デヴィッド・ボーム、デヴィッド・シャインバーグ/大野純一、聖真一郎〈ひじり・しんいちろう〉(平河出版社、1986年)】


生の全体性

2011-11-13

頭脳は時空の範囲内にある

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 頭脳は発達することが可能であるし、しなければならない。その発達は常に原因、繁茂、暴力に対する非暴力などといったものから生じるであろう。頭脳は原始的な状態から発達したものであり、いかに洗練され、知的で、専門的であろうとも、時空の範囲内にある。


【『クリシュナムルティの神秘体験』J・クリシュナムルティおおえまさのり監訳、中田周作訳(めるくまーる、1985年)】


クリシュナムルティの神秘体験 クリシュナムルティ・ノート

(※左が旧訳、右が新訳)

2011-11-12

そこは場所全体の中心であった

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 なにがあるかも知らずこの森に入ることは、ひとつの驚き、祝福の不意撃(ママ)ちだった。この不思議さに心臓は鼓動をゆるめ、鳴りをひそめた。そこは、場所全体の中心であった。あなたがいまその中へ入っていくなら、あの美しさや奇妙な静けさは、いつでもそこに在る。その気になったら来なさい。それは豊かに満ちあふれ、名づけようもなくそこに在るだろう。


【『クリシュナムルティの日記』J・クリシュナムルティ宮内勝典〈みやうち・かつすけ〉訳(めるくまーる、1983年)】


クリシュナムルティの日記

2011-11-11

両方に気づくこと

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 単に部分的に鋭敏であることは、麻痺していることである。美を受け入れて、醜に逆らうことは、何の感受性も持たないことである。沈黙を歓迎して、騒音を拒むことは、全的ではないことだ。鋭敏であることは、沈黙と騒音のうちの一方を追い求めて他方に逆らうことなく、両方に気づくことである。それは、自己矛盾なしにあること、全的であることなのである。


【『生と覚醒のコメンタリー 4 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1984年)】


生と覚醒のコメンタリー〈4〉クリシュナムルティの手帖より

2011-11-10

援助と権威

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 もし誰かがあなたを助けてきて、それゆえあなたが彼をあなたの権威にしてしまうなら、そのときにはあなたは、それ以上のすべての助け──単に彼からのだけでなく、あなたのまわりのすべてのものからの──を妨げてしまうのではないだろうか?


【『生と覚醒のコメンタリー 3 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1984年)】


生と覚醒のコメンタリー〈3〉クリシュナムルティの手帖より

2011-11-09

理解の延期

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 奇妙なことは、知識が、いともたやすく理解を知恵に取って代わってしまうことである。ものごとについての情報を持つと、われわれは自分たちは理解していると考える。われわれは、問題の原因を知ること、あるいはそれについて知らされることは、それをなくならせるだろうと考える。われわれは、われわれの問題の原因を追究するのだが、この探究それ自体が理解の延期なのだ。


【『生と覚醒のコメンタリー 2 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1984年)】


生と覚醒のコメンタリー―クリシュナムルティの手帖より〈2〉

2011-11-08

人はただひとりある

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 火のように、花のように、人はただひとりある。しかし、その純粋さ、その無限の広がりは気づかれない。


【『生と覚醒のコメンタリー 1 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1984年)】


生と覚醒のコメンタリー―クリシュナムルティの手帖より〈1〉

2011-11-07

瞑想のさなかにある精神の沈黙

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 この沈黙は観察者の体験によって捕捉できるものではない。そのように体験し認識できたとすれば、それはもはや沈黙とは言えない。瞑想のさなかにある精神の沈黙は境界を持たず、したがってそれは認識の領域にはない。あるのは沈黙だけであって、その中では分離の空間は終焉する。


【『クリシュナムルティの瞑想録 自由への飛翔』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(平河出版社、1982年/サンマーク文庫、1998年)】


クリシュナムルティの瞑想録―自由への飛翔 (mind books)

2011-11-06

自分自身を理解する

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 要するに、「私」が「あなた」との関係において、【私自身を理解していないかぎり】、社会における意味のある改造や修正はありえないということです。


【『自我の終焉 絶対自由への道』J・クリシュナムーティ/根木宏、山口圭三郎訳(篠崎書林、1980年)】


自我の終焉―絶対自由への道

2011-11-05

いかなる争いもないような心の状態

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 わたしたちは、この問題を深くまじめに探求しなければならないと思います。そして、それができれば、意識のレベルはもちろん、その奥に蓄積されたものの中にさえも、いかなる争いもないような心の状態に通じる道を感じると思います。


【『英知の探求 人生問題の根源的知覚』J・クリシュナムーティー/勝又俊明訳(たま出版、1980年)】


英知の探求 人生問題の根源的知覚

2011-11-04

率直に考える力

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 正しい教育を生み出すためには、私たちは全体としての生命の意味を明確に理解しなくてはならない。そして更にそのためには、考えるという力──それはまわりくどく考えるのではなく、真実に率直に考える力──をもたねばならない。まわりくどい思想家は浅薄なのである。というのは、こんな人は形式にとらわれ常套句をくり返し、型にはまった狭隘な溝の中で思考しているようなものだからだ。実存というようなものは、抽象的・理論的に理解できる筈のものではない。人生を理解するとは、自己をまともに理解するということにつきる。これこそ教育のアルファでありオメガーである。


【『道徳教育を超えて 教育と人生の意味』クリシュナムーティ/菊川忠夫、杉山秋雄訳(霞ケ関書房、1977年)】


道徳教育を超えて 教育と人生の意味

2011-11-03

頭脳と精神

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質問●「人間の頭脳という点からみて、意識のさまざまな段階を説明していただけませんか? 頭脳は肉体的な問題ですが、精神活動は肉体的問題とは思えません。更に精神は意識の部分と無意識の部分に分かれると思います。これらの概念を明確に知るにはどうすればいいでしょうか?」


答●つまり精神と頭脳の違いがどうかとおっしゃるわけですか? 実際上、肉体的な頭脳は過去の集積であり、何千日もの「昨日」を経た進化の結果ですから、記憶・知識・経験を含みます。そのような頭脳は、精神という全体の中の知的部分なのではありませんか? もちろん心にも意識的レベルと無意識のレベルとがありますが、肉体的と非肉体的(心理的)といっても、それが一つの全体になっているのではないですか? 私たち人間がその全体を、意識と無意識だとか、頭脳と頭脳とは異なる精神とかに分けているだけのことではないですか? 心を分けて見るのではなく、全体として見ることは出来ないものでしょうか?


【『自由への道 空かける鳳のように』クリシュナムーテイ/菊川忠夫訳(霞ケ関書房、1982年)】


自由への道 空かける鳳のように

2011-11-02

真理に到達するための道などない

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 こうした人々が教えてくれたことは、すべての道が真理に通じ、あるものはヒンズー教徒として、またあるものはキリスト教徒あるいは回教徒としての道を選んでも、とどのつまりは同じ真理の戸口に到達するということである。しかしながら、これはよく考えてみると、まったく馬鹿げた論理であることは明らかであろう。真理に到達するための道などない。そこがまた、真理の真理たるゆえんであり、真理は生きた存在なのである。


【『自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法』クリシュナムーティ著、メリー・ルーチェンス編/十菱珠樹〈じゅうびし・たまき〉訳(霞ケ関書房、1970年)】


自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法

2011-11-01

私たちは空っぽです

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 私たちは自分自身では空っぽです。私たちは自分自身では混乱し、不確実で、悲惨です。ですから、私たちは、助けてもらい、啓発してもらい、導いてもらい、目覚めさせてもらえるよう、乞い求めて巡るのです。どうかこれに付いてきてください。それはあなたの問題です。私の〔問題〕ではありません。それはあなたの問題ですから、あなたはそれに向き合い、それを理解すべきです――来る年も来る年も、〔ついに〕混乱し全く迷って死ぬまで、それを反復すべきではないのです。


【『智恵からの創造 条件付けの教育を超えて』J・クリシュナムルティ:藤仲孝司〈ふじなか・たかし〉、横山信英、三木治子訳(UNIO、2007年)】


智恵からの創造―条件付けの教育を超えて (クリシュナムルティ著述集)