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2010-08-11

権力への願望

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 われわれは、権力者、指導者を賞揚し、尊敬する。なぜならわれわれの中に、権勢と地位への同じ切望、支配し、命令しようとする同じ願望があるからである。指導者を生み出すのは、あらゆる個人である。指導者が作り出されるのは、万人の混乱、羨望、野心からなのであり、そして指導者に従うことは、自分自身の要求、衝動、欲求不満に従うことなのだ。指導者も追従者もともに、人間の悲嘆と混乱に責任がある。


【『生と覚醒のコメンタリー 4 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1984年)】


生と覚醒のコメンタリー〈4〉クリシュナムルティの手帖より

2010-07-09

真の革命

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 このパターン内では、変化は、それがいかに革命的に見えようと、少しも変化ではない。患者が大手術を必要とするとき、単に徴候を和らげるのは馬鹿げたことである。


【『生と覚醒のコメンタリー 4 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1984年)】


生と覚醒のコメンタリー〈4〉クリシュナムルティの手帖より

2010-06-10

「無慈悲」と「暴力」が社会の道徳である

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 しかしあなたは、非常に高潔であられるのではないだろうか?

「そうあろうと努めています」

 社会の美徳は死に行き着く。自分の美徳を意識することは、体面で固まって死ぬことである。外面的および内面的に、あなたは社会道徳の規則に適合しておられるのではないだろうか?

「われわれの大部分がそうしなければ、社会の全構造が土台からくずれてしまうことでしょう。あなたは、道徳的無秩序(アナーキー)を説いておられるのですか?」

 そうだろうか? 社会道徳は、単なる体面にすぎない。野心、貪欲、達成とその認知のうぬぼれ、権勢と地位の無慈悲、イデオロギーや国家の名における殺人――これが社会の道徳である。


【『生と覚醒のコメンタリー 4 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1984年)】


生と覚醒のコメンタリー〈4〉クリシュナムルティの手帖より

2010-04-30

あなたは休みない活動の只中で腐敗してゆく

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「しかし私は、ただじっと坐ったまま、腐っていくわけにはいきません!」

 あなたは今、あなたの休みない活動の只中で腐敗しつつある。そしてもしも、自己修養に余念のない隠者のように、あなたがただじっと坐りながら、内面的には欲望で、あるいは野心と羨望のあらゆる恐怖で燃えていれば、あなたは衰弱し続けることだろう。腐敗は体面とともに生まれる、というのが真相なのではあるまいか?


【『生と覚醒のコメンタリー 4 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1984年)】


生と覚醒のコメンタリー〈4〉クリシュナムルティの手帖より

2010-04-05

競争を拒む

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「われわれは、その上で育て上げられるのです。そして思うに、人が梯子を登ったり、その頂上に坐っているかぎり、挫折は避けがたいのです。しかしいかにして人は、この挫折感に打ち勝ったらよいのですか?」

 しごく単純に、登らぬことによって。もしあなたが梯子を見、そしてそれがいずこに行き着くかを知れば、もしあなたがそのより深い意義を理解して、その最初の【こ】にすら足をかけなければ、あなたは決して挫折に陥りえない。


【『生と覚醒のコメンタリー 4 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1984年)】


生と覚醒のコメンタリー〈4〉クリシュナムルティの手帖より

2010-03-14

成功の梯子

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「人は、責任ある地位を占め、刻苦勉励して頂上に登るかもしれませんが、しかし内面的には人は死んでいるのです。もしあなたが、われわれの間のいわゆる偉人――その言動や演説についての報道を載せた新聞に、毎日名前の出る人物――たちに、かれらは本質的に鈍感で愚劣だと告げたら、かれらはぎょっとすることでしょう。しかしわれわれ他の人間と同様、かれらもまた萎れ、内面的に堕落していくのです。なぜでしょうか? われわれは道徳的で、大層立派な生活を送るのですが、しかし目の奥には何の炎もありません。われわれの中には、何一つ自分自身のために得ようとしていない人間もいます――少なくとも私は、彼らはそうしていないと思うのです――が、にもかかわらず、われわれの内面生活は、潮が引くように衰弱しています。知る知らぬにかかわらず、また大臣専用室にいようが、献身的奉仕家のがらんとした部屋にいようが、精神的(スピリチュアリー)には、われわれは、片足を墓場に入れているのです。なぜなのでしょうか?」

 それは、われわれがうぬぼれによって、成功と達成のプライドによって、精神にとって大きな価値を持っているものごとによって詰まっているからではないだろうか? 精神が、それが蓄積したものによって押しひしがれているとき、心は衰弱する。誰もかれもが成功と認知の梯子を登ろうとしているというのは、非常に不思議ではないだろうか?


【『生と覚醒のコメンタリー 4 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1984年)】


生と覚醒のコメンタリー〈4〉クリシュナムルティの手帖より

2010-02-24

平和の気

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 村人たちが大声をかけ合っていた。そしてかれらの元気な声は、くっきりと水の上を渡ってきた。この叫び声には、何かしら快いものがあった。それは暖かくて、優しかった。一つの声が、澄んだ空気に乗って川を渡ってきた。すると別の声が、上流のどこかから、または対岸の土手あたりから、それに答え返した。このどちらも、朝の静寂を乱してはいないようだった。そしてそこには、大いなる、変わらぬ平和の気があった。


【『生と覚醒のコメンタリー 4 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1984年)】


生と覚醒のコメンタリー〈4〉クリシュナムルティの手帖より