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2010-09-18

あなた自身を理解すること、それが知恵の出発である

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 神または真理、あるいは実体が、そしてまたいかなる名をつけてよぼうと、そうした存在が実在するかどうかという質問は、書物や教師、哲学者あるいは救世主といわれる人々でもそれに答えることはできない。この質問に答えられるのは、他の何人でも他の何ものでもなく、あなた自身なのである。だからこそ、あなたは自分自身について知らなければならないのである。未熟さというものは、自己についてまったく無知である場合にのみある。あなた自身を理解すること、それが知恵の出発である。


【『自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法』クリシュナムーティ著、メリー・ルーチェンス編/十菱珠樹〈じゅうびし・たまき〉訳(霞ケ関書房、1970年)】


自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法

2010-08-18

求めないこと

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 さて、あなたはいま、まったくの偽りにすぎない伝統的なアプローチを否定することによって第一歩をふみ出したのである。しかし、あなたがそれを一つの反動として否定した場合は、また別な定型が生まれてあなたをその中に閉じこめる結果になる。また、こうした伝統的なアプローチを否定するのはよい考えだと自分自身にいいきかせても実際に何もしようとしなければ、あなたの進路はそこで閉ざされてしまうのである。しかしながら、伝統的アプローチがいかに愚かで未熟であるかを理解した上でそれを否定するならば、そしてまた、あなたが自由で何ものをも恐れないという理由から偉大な知力をもってそれを拒否するならば、あなた自身の内部と周囲に大きな動揺がその結果として生じるが、あなたは社会的体面という落し穴から脱出することができよう。そして、自分がもはや何ものをも求めていないことを悟るであろう。求めないこと──それが学ばなければならない第一のことである。何かを求めているときは、あなたはただショーウィンドーののぞき見をして歩いているにすぎないのである。


【『自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法』クリシュナムーティ著、メリー・ルーチェンス編/十菱珠樹〈じゅうびし・たまき〉訳(霞ケ関書房、1970年)】


自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法

2010-07-16

われわれの内部に混乱が生ずる主な原因

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 世間の人々は伝統的なアプローチの方法を受けいれ、それを遵奉している。だが、われわれの内部に混乱が生ずる主な原因は、われわれが他の人間によって約束された真実を探求することにある。われわれに対して快適な精神生活を保証してくれる人間に盲従するからである。われわれの大部分は政治的な圧制や独裁には真向から反対するが、われわれの心をねじ曲げ生き方を歪めてしまう人間の権威と圧制を内面的に受けいれているということは、まったく驚くべきことである。したがって、いわゆる精神的な権威、儀礼や儀式、あるいは教義といったすべてのものを知的にではなく実際に全面的に拒否すれば、われわれは孤立し、社会とは相容れない存在となり、われわれはもはや他人から尊敬を受ける人間ではなくなってしまう。尊敬すべき人間は、この無限にして測り知ることのできない真実の世界に近よることもできないであろう。


【『自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法』クリシュナムーティ著、メリー・ルーチェンス編/十菱珠樹〈じゅうびし・たまき〉訳(霞ケ関書房、1970年)】


自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法

2010-06-17

自らの歪んだ姿

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 苦悶する心、打ちひしがれた心、すべての混乱からの脱出を希求する心、外的世界を否定し戒律と服従によって不活発になった心──このような心の持主はどんなに長期間にわたって求道の生活を続けたとしても、とどのつまりはみずからの歪んだ姿に対応するものしか見出すことができない。


【『自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法』クリシュナムーティ著、メリー・ルーチェンス編/十菱珠樹〈じゅうびし・たまき〉訳(霞ケ関書房、1970年)】


自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法

2010-05-07

自分が発見したものは何一つ存在しない

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 何世紀もの間、われわれは学校の教師や権威者、書物や聖者の教えによって育て導かれてきている。われわれはいう、「あの丘や山や陸地の向うには何があるのでしょうか、本当のことを全部教えて下さい」と、そして彼らから与えられた説明に満足し、教えられたとおりに生きてゆく。だが、その人生は浅薄で、しかも空虚なものにすぎない。われわれはそこで、哀れな中古品(セコハン)人間になりはてる。自分の性向と傾向にしたがうか、あるいは境遇や環境に強制されて、その教えられた言葉を固守して生きてゆくだけである。われわれ人間はあらゆる種類の存在の影響によって生みだされた産物であって、何一つとして新しいものはわれわれの中には存在しないし、われわれ自身で発見したもの、独創的で清新で明確なものは何一つ存在しない。


【『自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法』クリシュナムーティ著、メリー・ルーチェンス編/十菱珠樹〈じゅうびし・たまき〉訳(霞ケ関書房、1970年)】


自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法

2010-04-12

絶対的な基準が機械的な反応を生む

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 われわれが生活と呼ぶ不断の戦いにおいて、われわれは自分たちが育った社会、それが共産主義社会であれ、いわゆる自由社会であれ、それにしたがって行動の基準を確立しようとする。そして、ヒンズー教や回教もしくはキリスト教、あるいはわれわれがたまたま関係する他の宗教といった伝統的存在の一部としてその行動基準を受けいれるのである。また、何が正しい行為で何が間違った行為であるか、そして何が正しい思想で何が間違った思想であるかを誰かに教わり、それを一つの絶対的基準として遵奉するが、その場合、すでにわれわれの行動と思考は型にはまったものになり、あらゆるものに対して機械的な反応しかできなくなる。このことは、われわれ自身の中にきわめて容易に見出すことができるのである。


【『自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法』クリシュナムーティ著、メリー・ルーチェンス編/十菱珠樹〈じゅうびし・たまき〉訳(霞ケ関書房、1970年)】


自己変革の方法 経験を生かして自由を得る法