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クリシュナムルティの智慧 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-12-03

クリシュナムルティは変化を起こす触媒

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 形式張った儀式はもう終わりで、みんなが再びそれぞれの予定の仕事に取りかかるのだとも受け取れる言葉だった。

 しかし、実際には反対のことが本当なのだった。その状況下に彼が登場したことで既に私たちの日常生活の構成が変わっていたし、変化を起こす触媒のように私たちの経験の場に深い影響を与えていたのである。


【『キッチン日記 J.クリシュナムルティとの1001回のランチ』マイケル・クローネン/高橋重敏訳(コスモスライブラリー、1999年)】


キッチン日記 J.クリシュナムルティとの1001回のランチ

2011-02-21

「私は貪欲ではない。私はただすべてのものが欲しいだけだ」

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 彼は冷蔵庫に私がピンでとめた小さなゴム製のステッカーを指した。

『私は貪欲ではない。私はただすべてのものが欲しいだけだ』彼は大喜びで笑いながら声高く読み上げた。「なかなか面白い。どこで手に入れたの?」


【『キッチン日記 J.クリシュナムルティとの1001回のランチ』マイケル・クローネン/高橋重敏訳(コスモスライブラリー、1999年)】


キッチン日記 J.クリシュナムルティとの1001回のランチ

2010-12-15

真の解答は即時的なものの彼方にある

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 時間は常に挑戦と問題を反復する。解答は即時的なものと関連する。我々は即時的な挑戦、並びにそれに対する即時的な解答にとらわれる。即時的な呼びかけに対するこの即時的な解答は世俗性であり、解決不能の問題と苦悶をかもしだす。真の解答は即時的なものの彼方にある。


【『キッチン日記 J.クリシュナムルティとの1001回のランチ』マイケル・クローネン/高橋重敏訳(コスモスライブラリー、1999年)】


キッチン日記 J.クリシュナムルティとの1001回のランチ

2010-11-06

難解な質問に対して

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 彼はじっと聞き耳をたてて、私が話している間、私を子細に観察していた。

 彼は言った「何があなたの質問なんですか?」

「この終わることのないざわつきを引き起こすのは頭脳の原子の中のエレクトロンがいつも動いているせいだとは言えないでしょうか?」と私は尋ねた。

 一瞬、私は、私の質問を聴いている彼の眼の中に驚きのきざしを見つけたように思えた。彼はまだ傾聴し続けているように黙ったままだったが、直ぐに答えが返ってきた。

「自分でみつけなさい」


【『キッチン日記 J.クリシュナムルティとの1001回のランチ』マイケル・クローネン/高橋重敏訳(コスモスライブラリー、1999年)】


キッチン日記 J.クリシュナムルティとの1001回のランチ

2010-10-03

真理は梯子の頂にはない

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 真理は梯子の頂にはない。我々が存在するところに、我々が行為し、考え、感じる中にあり、キスをし、抱きしめ、搾取する時にある――そのすべての真理を見なくてはならず、生の数限りなき周期の終末にある真理ではない。


【『キッチン日記 J.クリシュナムルティとの1001回のランチ』マイケル・クローネン/高橋重敏訳(コスモスライブラリー、1999年)】


キッチン日記 J.クリシュナムルティとの1001回のランチ

2010-08-31

真理を学んだ男の話

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 例えば、リシバレーの講話のひとつで、他の人から真理を学ぼうと望んだある男性の態度を軽く揶揄した。

「あるお話をしましょうか?」と彼は若い聴衆の表情を探りながら、目をいたずらっぽくまたたかせた。「ひとりの若者が真理を探るために家を出ました。彼は川岸に住む有名なグルのところに行き、その老人に言いました。『どうか先生、私をあなたの傍らにおいて下さい。あなたから真理を学びたいのです』グルは許可しました。そこで彼はグルの衣服を洗い、食事を作り、その他のどんな必要なことにも老師のために働きました。5年経って、彼は師匠に言った。『私は5年間あなたと一緒に過ごしました。しかし真理が何なのかまだ判りません。そしてあなたからは何も学べませんでした。もしお差支えなければ私はあなたの許を去りたい。多分、別の師をみつけ、真理についてもっと学べると思います』『一向に構わないよ』と老師は言う。『行きなさい』そこでその若者は去っていって何人かのグルを見つけ、そのグルたちからいろいろな魔術を教わったのです。更に5年が過ぎて、彼は最初の老師のことを思い出し、彼の許を訪ねます。『で、何を教わったのかね』と老師。以前の弟子は熱い灰の上を歩くことができること、空中浮揚ができることなどを告げます。『それが全部かね』とグルは尋ねる。若者は目の前の川を指さし、誇らしげに言う。『私はまた川の上を歩いて対岸まで行けます』『それを習うのに5年もかかったの』と老師は大声を出します。『あそこに、50メートル先に2ペンスで横断できる渡し舟があるじゃないか』」


【『キッチン日記 J.クリシュナムルティとの1001回のランチ』マイケル・クローネン/高橋重敏訳(コスモスライブラリー、1999年)】


キッチン日記 J.クリシュナムルティとの1001回のランチ