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クリシュナムルティの智慧 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-11-23

樹は静まり、隠れ、夜の眠りに入る

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 夕刻に向けて、西空が沈みゆく日の光を受ける頃、その樹はしだいにくすみはじめ、暗くなり、それ自体の中に閉じこもってしまう。空は赤、黄、緑と変わるが、樹は静まり、隠れ、夜の眠りに入る。


【『最後の日記』J・クリシュナムルティ/高橋重敏訳(平河出版社、1992年)】


最後の日記

2011-02-12

その途方もない本質

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 河のそばに樹があって、われわれは日が昇るとき、数週間も毎日それを眺めていた。地平線の上に、樹を越えて日がゆっくり昇るにつれて、くだんの樹は突然、金色になる。あらゆる木の葉がいのちで生き生きとし、それを見守っていると、時間が経つにつれて、名称などどうでもよいその樹――大事なのはその美しい樹なのだ――その途方もない本質は、地上いっぱいに河を覆って広がるように見える。日が少し高く昇ると、葉はひらひらと揺れ踊りはじめる。そして1時間ごとにその樹の質は変わってゆくように見える。日の昇る前は、くすんだ感じで、静かで遠く、威厳に満ちている。そして一日がはじまると、木の葉は光を浴びて踊りだし、偉大な美のあの特別な感じを持つのだ。日中までにその影は深まり、そこに坐って、太陽から護られ、決して淋しさを覚えることもなく、その樹を友としていることができる。そこに坐れば、樹だけが知ることのできる、深く根づいた安泰と自由の関係がある。


【『最後の日記』J・クリシュナムルティ/高橋重敏訳(平河出版社、1992年)】


最後の日記

2011-01-12

パイン・コテージ

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 奇妙なことだが、最後の一篇は、そしてたぶん最も美しい章だが、死についてのものである。それは、クリシュナムルティが自分へ語りかけているのをわれわれが聞く、最後の機会であろう。2年後、クリシュナムルティはパイン・コテージの同じ寝室で息をひきとった。(「序文」メアリー・ルティエンス)


【『最後の日記』J・クリシュナムルティ/高橋重敏訳(平河出版社、1992年)】


最後の日記

2010-12-07

ソニー製のテープレコーダー

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 1983年2月、カリフォルニアに帰ってから、この書の中の一篇をただちに新しいソニーのテープレコーダーに吹き込んだ。(「序文」メアリー・ルティエンス)


【『最後の日記』J・クリシュナムルティ/高橋重敏訳(平河出版社、1992年)】


最後の日記

2010-10-30

『最後の日記』

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 この著作はクリシュナムルティがただ独りだけでいるとき、テープレコーダーに吹き込んだ言葉を出版した唯一のものであるという点で独特である(「序文」メアリー・ルティエンス)


【『最後の日記』J・クリシュナムルティ/高橋重敏訳(平河出版社、1992年)】


最後の日記